ラノベ 感想

読んだラノベの感想をまとめていきます。前にアメブロで書いてたりもしていましたので一部記事はそのコピペになります。また容赦なくネタバレしていくのでご了承ください

第14回MF新人賞作品~考察~

 先程、MF文庫Jライトノベル新人賞14回を勝ち上がった作品の情報が表紙絵と共に公開されましたね。

 見てない方はこちらをどうぞ。

https://mfbunkoj.jp/rookie/14th-project/sp/

 今回は12月25日に4作品発売です。

 最初はやっぱり【最優秀賞】の作品を紹介したいと思います。

『人形剣士は断ち切れない 一等審問官ガルモーの監視記録』

~あらすじ~(コピペ)~~~~~~~~~~~

 人形剣士ブレイスにはある疑いが掛けられている。奴は人形のリネットと共に魔獣を狩る独自の戦闘スタイルで名を馳せている……が、実はリネットが人間なのではないか、という疑いだ。本物の少女を操って戦っているのなら、それは攻撃魔法とされ重大な犯罪行為に値する。奴の悪行の証拠を掴むために私、ガルノー・ギルトフッド一等審問官は三ヶ月の間、監視任務に当たっていた。そんな中、世間を騒がせている「陽炎事件」の首謀者、幻術使いのバーズ捜索に同行することに。ブレイスの活躍もあり、事件は収束したがそれは、更なる陰謀の序章でもあった――。最優秀賞を受賞した、決して絶ち切れることがない、二人の絆の物語。

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 これは完全に王道ファンタジーですね!! しかも公式サイトを読む限りだと人形なのに人として疑われるみたいです。  つまりこの作品の一番の注目は『人形』であるという事実でそれをどう料理していくのか気になるところです!

 またこれだけは最優秀賞だけあり15秒のPVも用意されており、PVを見た限りだとめちゃくちゃ面白そうって感想ですよね!

 今作品は人形との絆がメインらしいですけど人形って感情が無かったと私は記憶してるんですよね。つまり感情がないのに絆がある。 それはどういうカラクリなのか、またそこら辺の人形である事実がどう物語に関わってくるのか読む前からワクワクします!

 またPVの『リネットを人形なんて言葉で同列に語ってんじゃねぇよッ!』ってセリフから主人公がリネットのことをとても大切に思ってることがわかりますよね。今回のこの2人のコンビがどのくらい『最高』とか『尊い』って思わせてくれるのかも期待したいです!!

さて、次に紹介するのは優勝賞の

『聖語の皇弟と魔剣の騎士姫 ~蒼雪のクロニクル~』

~あらすじ(コピペ)~~~~~~~~~~~~

〈聖語〉と呼ばれる言語体系が魔法の如く物理世界を書き換える時代――。 史上最強の〈聖語騎士〉を姉に持つ少年・蒼生=カレン=ブラッドフォードは、規格外の言語能力を持ちながらも、ある理由で試験で手を抜いて平均点を取り、目立たぬように〈シルヴィウス学院〉での日々を送っていた。 平凡な同級生には疎まれたりはするものの、学年首席の少女・氷乃華雪音は幼馴染みとして蒼生に寄り添い、留学生の少女・カロリーナは一途に蒼生に想いを寄せ、学院生活は穏やかに営まれていた。 だが、ある事件をきっかけに蒼生と雪音に極秘任務が下り……?  天才的問題児×完全無欠の優等生。大スケール魔法学園ファンタジー、開幕!

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 これは«聖語»の設定が面白そうですよね。  まぁ簡単に言えば魔法ですね。ただ魔法みたいな万能な物でも無さそうですね。  公式サイトを見た限りだとかなり設定が練られていますね。しかも設定だけじゃなくて世界観もかなり練られていて、かなり理屈っぽいファンタジー作品なのかなって個人的には思っています。  ただ個人的には公式サイトだけでも情報が多すぎて頭がパンクしています。  でも裏を返せばパンクするだけの情報がある濃密な作品であり読み終わった後の満足感とかがとても凄そうです!!

 ここまで設定が濃密に練られているのは難しいところは多いかもしれませんが矛盾とかご都合主義とかは無さそうですね。

続いて紹介するのは『審査員特別賞』の

『青色ノイズと<やきもち>キラーチューン ワケありJKと始める男装V 系バンド』

~あらすじ(コピペ)~~~~~~~~~~~~  自分の声にコンプレックスがある男子高校生・大上透。かつて軽音楽部のライブで散々な思いをしたことで音楽をやめてしまう。 それ以来、周囲と距離をとって過ごしていたが「ボクは、君の歌声が忘れられないんだ」とバンドに誘う謎のイケメンが登場!? なんと、その正体はクラスで一番地味な女子・音子が男装した姿だった! デートにライブ、そして≪恋≫やきもち。ワケありでクセの強い連中との日々は騒がしさを増していく。 これは不器用なヤツらがトラウマを乗り越え、懸命に≪パトス≫を歌う、苦くて熱い学園V系バンドストーリー! ――青春の爆音ノイズは鳴り止まない!

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 これはラノベに限らず文字媒体では珍しいバンド系ですね。  たしかバンド系小説だと最近人気のバンドリほ原作が小説だった気もします。  さて、これは公式サイトを読んだ感じだとキャラ設定がとても魅力的でした!

 ツンデレで死神と呼ばれているイケメン男の子、透明人間扱いで声にコンプレックスがある少年、謎のライオン、化け猫と陰口を言われる男装する女の子。

 特に個人的にはツンデレイケメンというのにとても注目しています!!  また、バンド系では欠かせないライブシーン。それをどうやって文字で表現してくるかも気になるところです!!

次で最後ですが最後に紹介するのは佳作の

『ラブコメの神様なのに俺のラブコメを邪魔するの?』

~あらすじ~~~~~~~~~~~~~~~~

「優吾よ、そんなに天真陽毬が好きなのか?」 「あぁ。俺は天真が好きだ」 「ど、どうして我のことをす、好きになってくれないのだ。我はこんなにも美しくて胸も大きいというのに。我は優吾のことが好きだ! だからわ、我と付き合ってください!」 「すまん月宮。俺はお前とは付き合えない」「そんな!? 我じゃダメなのか? お前の想いは絶対に天真には届かないぞ。何故なら、我がラブコメの神様でこの力で優吾の告白を邪魔し続けるからだ!」 「お前はそんなに俺の恋を邪魔したいのか?」「うん」 「即答!?」 「だ、だって……わ、我は、優吾のことが好きなんだもん! だ、だから、優吾は早くあの女を諦めて、わ、わわ、我を好きになってください!」

(ちょっと読みにくかったのでフリガナ削除と改行処理をしたのでコピペではありません)

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 これはかなりユニークな設定だなと思いました。また公式サイトを見ると『告白相手の名前がおっぱいに変換される』など結構ギャグ寄りの妨害を仕掛けてくるみたいですね。 見た感じだと結構ギャグに振ってる気がします。(あとすげぇぶっ飛んでる……)

 かなり変わったラブコメですがどのくらいぶっ飛んだギャグがあるのか気になりますね。

 さて、今年の新人賞の考察記事ですが以上となります。少しでも買う時の参考にしていただければいいなと思います。